輪島で海鮮会席を囲むハネムーンを考えているけれど、今どのくらいの宿が実際に泊まれるのか分からない。そう感じている方は少なくないと思います。正直、私も調べていて同じ不安を持ちました。
ただ、結論から言うと、輪島の街なかで今も営業を続けている宿はありますし、金沢や能登の他エリアまで少し視野を広げれば、記念日にふさわしい海鮮会席の宿は十分に選べます。気になって調べてみたんですが、評点データと公式サイトの情報を突き合わせると、宿ごとの得意分野がはっきり見えてきました。
この記事では、石川県内で海鮮会席とハネムーン向けの配慮を両方満たせる宿を5軒に絞りました。金沢の老舗和風旅館、加賀屋グループの料理旅館、輪島の街なかにある旅館、能登半島最先端の宿、そして震災復興を支えながら営業を続ける宿。それぞれ違う理由でリストに入っています。
この記事の見方、選び方の基準
比較するときに見た軸は3つです。1つ目は評点データ、とくに夕食の評価。2つ目は海鮮や会席に関する具体的な記述があるか。3つ目は記念日旅行としての配慮ポイントです。価格は2026年9月10日時点、2名1室1泊の目安として掲載しています。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| 旅館 橋本屋 | 大浴場、家族風呂、2026年7月開業のヒノキ貸切風呂 | 加賀料理の創作会席、能登牛 | 全客室に温水洗浄便座トイレ | 夕食4.4 |
| 金沢茶屋 | 大浴場 | 加賀屋グループの料理旅館 | アレルギー対応の実績あり | 夕食4.86 |
| 恵比須屋旅館 | 家族風呂 | ー | 輪島の街なかで徒歩圏 | ー |
| 禄光旅館 | 大浴場 | ー | 能登半島最先端の静けさ | 夕食4.52 |
| 和風ペンション ふるさと | 大浴場 | 炉端焼き、能登の魚介 | 震災復興を支えながら営業継続 | ー |
海鮮会席とハネムーンにふさわしい石川の宿5選
2026年7月新設のヒノキ貸切風呂で二人きりの夜を過ごせる「旅館 橋本屋」

旅館 橋本屋は、金沢駅から車20分ほどの場所にある小さな和風旅館です。夕食の評価は4.4、朝食も4.27と、食事まわりの評価が安定して高いのが特徴です。
見逃せないのが、2025年7月にオープンした「総ヒノキ造りの湯船」を備えた貸切風呂です。先着順の利用ですが、大浴場とは別に家族風呂もあるので、二人だけの時間を確保しやすい造りになっています。
橋本屋に届いている口コミには、手作りの夕食と朝食への満足の声があります。品数が多く一品ずつ出てくるため時間はかかるものの、その分きちんと向き合ってもらえる宿という印象です。
料金は10000円からで、記念日旅行としては比較的抑えやすい価格帯に入ります。世界的な寝具メーカーのマットレスを使った和洋室タイプの客室もあり、和室に慣れていない二人でも選びやすいのが嬉しいところです。
加賀屋グループの技術が光る、夕食評価4.86の実力派「金沢茶屋」

金沢茶屋は、JR金沢駅兼六園口から徒歩3分という立地です。加賀屋グループが運営する料理旅館で、団体の食事施設という側面も持ちますが、評点を見ると印象が変わります。
接客の評価は4.91、夕食評価4.86、朝食評価4.86。8項目の中でも突出して高い数字が並んでいます。正直、団体受け入れの施設という肩書きだけで判断すると、この評点の高さは見落としてしまいます。
金沢茶屋に寄せられている口コミには、アレルギー対応や手厚い接客への感謝の声があります。チェックイン前後の荷物預かりに助けられたという記述もあり、記念日で少し早く着いてしまったり、遅くまで観光したい二人にも向いています。
料金は17600円から。駅から徒歩3分という立地は、輪島から金沢に戻ってきた最終日の宿としても使いやすいはずです。
輪島の街なかで徒歩4分、震災後もハネムーンの拠点になる「恵比須屋旅館」

今回いちばん伝えたかったのが、恵比須屋旅館です。輪島市河井町にあり、輪島駅バスターミナル(道の駅ふらっと訪夢)から徒歩4分。輪島の街そのものを歩いて回りたいなら、この立地が生きてきます。
この宿については公式サイトの素材を取得できておらず、評点データも今回は集まりませんでした。ただ、施設情報を見ると、家族風呂やルームサービスがあり、素泊まりのお客様におかれましては、予め寝具をひかせて頂いておりますという案内もあります。細かい配慮が随所にある宿だと感じました。
輪島が心配でも大丈夫。街なかで実際に営業を続けている宿があるという事実だけは、まず知っておいてほしいと思います。
能登半島最先端、灯台を望む静けさが魅力の「禄光旅館」

禄光旅館は、珠洲市狼煙町にあります。奥能登観光バスで狼煙下車、徒歩3分。能登半島の先端に位置する宿です。
公式サイトによると「能登半島最先端の狼煙町は、朝日も海からのぼり夕日も海に沈むところです。近くには、明治16年に建設された禄剛埼灯台や、豆腐づくり体験や地元の特産品を販売する交流施設狼煙があります」とのことです。
夕食の評価は4.52、朝食も4.47と食事の満足度は高めです。料金は7000円からと、5軒の中では最も抑えやすい価格帯になっています。
また、近くには禄剛埼灯台や豆腐づくり体験・地元の特産品を販売する交流施設狼煙があり、釣りが楽しめる場所も数多くあります。朝日と夕日の両方を海から見られる立地は、この5軒の中でもここだけです。
炉端焼きと震災復興を支える、日本海の幸が自慢の「和風ペンション ふるさと」

和風ペンション ふるさとは、羽咋郡志賀町にあります。JR七尾線羽咋駅から車で10分。
公式サイトによると「能登半島は日本海側で唯一突出した地域で、暖流と寒流が交差する恵まれた環境によって、地元の漁港では様々な海の幸が水揚げされます。荒波に揉まれた魚介類は身が締まっており、旨みも格別です」とのことです。海鮮を炭火で焼く炉端焼きが名物で、目の前で焼き上げてもらえるスタイルは記念日の食事として盛り上がります。
大浴場のほか、岩の上からお湯が流れ落ちるこだわりの岩風呂のほか、7〜8人同時に入れる大浴場がございますという案内もあり、湯船の造りにもこだわりが感じられます。
震災復興を応援する拠点として、地域に寄り添いながら営業を続けるという姿勢も、この宿を選ぶ理由になると思います。清潔感の評価は3です。料金は6280円から。
エリアと交通、予約の勘所
輪島単体で考えると選択肢はどうしても限られます。ですが、金沢からの車移動や、能登半島の各エリアまで含めて考えると、記念日旅行として成立する宿は残っています。
金沢エリアの2軒(橋本屋、金沢茶屋)は駅からのアクセスが良く、輪島や能登への移動の起点にもなります。輪島の恵比須屋旅館は、輪島の朝市や街並みを歩いて楽しみたい人向けです。珠洲の禄光旅館と羽咋のふるさとは、どちらも能登の自然を優先したい二人に合っています。
予約前に確認しておきたいのは、素泊まりプランの有無と寝具の準備方法です。恵比須屋旅館のように、素泊まりの場合は事前に寝具を敷いておくという案内がある宿もあるため、到着時間が遅くなりそうな場合は一報しておくと安心です。
よくある質問
Q. 輪島の街なかに泊まれる宿はあるのですか。
A. あります。恵比須屋旅館は輪島市河井町にあり、輪島駅バスターミナルから徒歩4分です。ただし評点や公式サイトの素材までは今回取得できていないため、予約時に最新の状況を確認することをおすすめします。
Q. 海鮮会席をしっかり楽しみたい場合はどこが向いていますか。
A. 橋本屋は能登牛やのどぐろ、加能ガニなど旬の食材を使った加賀料理の会席が明確に打ち出されています。ふるさとは炉端焼きという形で日本海の魚介を楽しめます。どちらも公式サイトの記述に具体的な食材名が挙がっているのが決め手でした。
Q. 貸切風呂で二人の時間を確保したいのですが。
A. 橋本屋には2025年7月にオープンした総ヒノキ造りの湯船を備えた貸切風呂があります。先着順のため、予約時にチェックインを早めに設定しておくと利用しやすくなります。
まとめ
輪島が心配でも大丈夫。街なかで営業を続ける宿はありますし、金沢や能登の他エリアまで視野を広げれば、海鮮会席とハネムーンにふさわしい宿は5軒揃います。
評点で選ぶなら金沢茶屋、海鮮の具体性で選ぶなら橋本屋、輪島の街並みそのものを楽しみたいなら恵比須屋旅館。能登の自然を優先するなら禄光旅館とふるさとが候補になります。それぞれ得意分野が違うので、二人で何を優先したいかを話し合ってから選んでみてください。
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