「能登に行きたいけど、車がない」。正直、これが石川旅行を計画する大人カップルの最初のつまずきだと思います。奥能登は車前提の情報が多く、電車だけで回れるのか不安になりますよね。
金沢駅からはIRいしかわ鉄道や、七尾から穴水方面へ延びるのと鉄道を使って北上できます。ただ、震災後は区間によって運行状況が変わることもあるため、出発前に公式の運行情報を確認しておくと安心です。この記事では、その拠点として選びたい金沢のホテル3軒を、評点と価格の実測値だけで比較します。
この記事の選び方
若者向けの観光スポット紹介ではなく、大人カップルが「泊まって満足できるか」を評点データで判断できるようにしました。比較の軸は、温泉や客室のしつらえ、食事の評価、そして駅やエリアへのアクセスです。
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 評点 |
|---|---|---|---|---|
| THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA | ラウンジ付きの上質な客室 | 朝食評価4.75 | 近江町市場・金沢城公園が徒歩圏 | 総合的に4.4〜4.75台 |
| 金沢白鳥路 ホテル山楽 | 天然温泉の大浴場・サウナ | 朝食評価4.61 | 金沢駅からの無料送迎バス | 総合的に4.36〜4.65台 |
| ホテル金沢 | 加賀友禅を意識した客室 | 夕食評価4.6 | 兼六園口から徒歩1分 | 総合的に4.3〜4.6台 |
価格は2026年9月時点・2名1室の目安です。プランによって変動するので、この表はあくまで宿選びの起点として見てください。
金沢を拠点に、能登へ電車で向かう宿3選
近江町市場と金沢城公園を徒歩圏に置く上質シティホテル「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA」(施設番号184275)

金沢駅からバスで約10分、「武蔵が辻・近江町市場」で降りて徒歩4分。能登方面へ電車移動する前後に、市場で腹ごしらえしたいカップルには動きやすい立地です。
THE HOTEL SANRAKU KANAZAWAの評点は、朝食が4.75、清潔さが4.7、サービスが4.74と、8項目のなかでも高い位置に集まっています。個人的には、朝食評価がここまで高いホテルは珍しいと感じました。郷土料理を中心にした朝食が支持されているのだと思います。
最安値の目安は8,700円から。上位プランには、クラブラウンジへのアクセスなしのスイートツインで188,400円という設定もあり、記念日の贅沢としてグレードを上げる選び方もできます。
設備面では、ティーラウンジやバー、バーラウンジ、ルームサービスがそろっています。夕方はラウンジで一杯だけ飲んでから部屋に戻る、というゆったりした過ごし方もできそうです。
公式サイトの素材が取得できていない宿なので、ここでは楽天トラベルの実測データだけを根拠にしています。それでも評点の高さだけで十分に語れる宿だと思います。
天然温泉の大浴場が自慢、無料送迎付きの「金沢白鳥路 ホテル山楽」

3軒のなかで唯一、天然温泉の大浴場を持つのがこの宿です。泉質はナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉で、外傷や慢性消化器病、美肌効果があるとされています。サウナと水風呂もあるので、能登から戻った日の疲れをここで流す、という使い方が合っていると思います。
金沢白鳥路 ホテル山楽は、金沢駅から無料送迎バスが出ているのも助かるポイント。車を持たない電車移動のカップルには、この送迎の有無が地味に効きます。評点は朝食が4.61、清掃が4.56、風呂は4.36です。
クラシックホテルとしての佇まい
公式サイトによると「金沢文化と大正ロマンの風情あふれる、クラシックホテルです」とのことです。この一文だけでも、館内が新しさより落ち着きを重視した空間だと伝わってきます。
口コミの評価も高く、寄せられている口コミには「とにかくロケーションが観光に最適」とあります。兼六園下・金沢城バス停から徒歩5分という立地は、観光の合間に温泉へ戻る動線として理にかなっています。
最安値は7,250円から。さき楽30プランでは、浪漫ツインの30平米タイプが83,000円で用意されています。温泉つきの宿で、しかもこの評点なら、価格に見合う満足感はあると思います。
兼六園口から徒歩1分、加賀の会席を味わう「ホテル金沢」

金沢駅の兼六園口から徒歩約1分。能登行きの電車に乗る朝も、金沢に戻ってきた夜も、迷わずたどり着ける立地です。荷物を抱えての移動が続く大人カップルには、この近さがそのまま余裕になります。
ホテル金沢の評点は、夕食が4.6ともっとも高く、朝食も4.58と続きます。公式サイトによると、秋の和会席「奏 KANADE」では「旬魚や和牛が織りなす秋の贅沢」が9月1日から提供されているとのこと。能登での食事と食べ比べる、という楽しみ方もできそうです。
朝食は「金沢の食文化を感じる小鉢料理から、焼き立てのパン、彩り豊かな洋食」まで並ぶそうです。品数の幅を考えると、朝から気分が上がる時間になりそうです。
届いている口コミには「スタッフはどなたも気持ちの良い挨拶と笑顔でした」とあります。清潔さの評価も4.46と安定しており、初めての金沢滞在でも構えずに過ごせる宿だと思います。
最安値は4,770円から。素泊まりプランでは、禁煙・22平米以上の部屋タイプが48,600円で用意されています。気兼ねなく静かに過ごしたい夜。
能登エリアへのアクセスと予約の勘所
金沢を拠点にする理由は単純で、能登方面への鉄道の起点がここにあるからです。IRいしかわ鉄道やのと鉄道を乗り継げば、七尾や穴水方面まで北上できます。ただし、奥能登の先の区間は震災の影響で運行状況が変わることがあるので、出発直前に公式サイトや駅の案内で最新情報を確認してください。
予約は、記念日や連休前後だと埋まりやすくなります。気になって調べてみたんですが、評点の高い宿ほど早い段階で人気のプランから埋まっていく傾向がありました。行き先を決めたら、宿の予約を先に押さえておくほうが安心です。
よくある質問
- 電車だけで能登まで行けますか。 七尾や穴水方面までは鉄道でたどり着けます。ただし奥能登の先は運行状況の変化があるため、事前確認をおすすめします。
- 3軒とも大浴場がありますか。 天然温泉の大浴場があるのは金沢白鳥路 ホテル山楽だけです。残る2軒は客室での快適さや食事の評価で選ぶ宿になります。
- 記念日利用に向いているのはどこですか。 朝食評価が高いTHE HOTEL SANRAKU KANAZAWA、夕食評価が高いホテル金沢と、目的によって選び分けるとよいと思います。
まとめ
能登へ電車で向かうなら、金沢駅から動きやすい宿を拠点にするのが現実的です。温泉に浸かって疲れを流したいなら金沢白鳥路 ホテル山楽、朝食を楽しみたいならTHE HOTEL SANRAKU KANAZAWA、夕食で締めくくりたいならホテル金沢。目的で選べば、3軒とも失敗しない選択になるはずです。
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